クラウドストレージを使わないように

DropBoxから始まったと思われますが、クラウドストレージは便利なサービスです。複数のデバイス(スマフォ、パソコン)で同じファイルを共有できますし、たとえ共有する相手がいなくとも、手持ちのデバイスが使えなくなってしまった時のバックアップになります。

しかし、これは大変危険なものなのです。特に巨大ITのクラウドストレージにアップされたものは、完全に見られています。このことについては、DropBoxの初期の頃からエドワード・スノーデンが警告していました。

「便利です」との甘言のもとに、皆さんのプライバシーを差し出させ、当面は商品の販売、ゆくゆくは、全員の監視に使おうとしているのが巨大ITの目論見です。こういった巨大ITのクラウドストレージは決して使ってはいけません。もし必要だというのであれば、弱小IT企業のものを使うべきです。あるいは、以下の方策のいずれかを検討してください。

自らクラウドストレージを構築してそれを使う

これらのクラウドストレージと全く同じ役割をするオープンソースのOwnCloud、それに続くNextCloudというソフトがあります。これらは、自分でネット上のサーバを立てて、そこにインストールして使う形式なので、一般の方にはかなり敷居が高いと思われます。

Syncthingを使う

ネット上のサーバに頼らない、P2Pを用いた同期システムがオープンソースであります。これを使えば、サーバを使うことなく、パソコンやスマフォの間でデータの同期を行うことができます。

Syncthingを使ってみるを参照してください。