ノーシープフォンと機内モード

飛行機に乗らなくとも、実は機内モードが非常に重要という話です。

 

ノーシープフォンを持つと、どうなるのか?

ノーシープフォンを持つと、あなたの存在はネットから消えます。巨大ITは、あなたを追跡できなくなります。どこで何をしているのかもわからず、それ以降、ネット上での言動もわからなくなります。

ただしもちろん、ノーシープフォンを持った上で巨大ITのサービスを使わない限りはです。例えば、どうしてもGmailやfacebookが必要な場合、その部分の言動は追跡されてしまうことになります。その他、ネットを使う場合の注意事項は様々ありますが、ここでは省略します。

ともあれ、ノーシープフォンを持つと、あなたはもはやスマフォを持っていません。連中から見れば、ガラケーに戻った状態です。ですから、あなたを監視できる最後の手段としては、携帯ネットワークです。

 

最後の監視手段、携帯ネットワーク

携帯ネットワークへの契約は誰でもしているでしょう。あなたがどこに行こうと、現在の場所に最適な携帯タワーが自動で選択され、当然ながらあなたの持つスマフォの機器番号やSIM番号などはすべて把握されます。それにあなたの住所氏名も結びついています。

日本では当然なんですが、例えば以前はSIMへの登録が不要だったフィリピンなども2022年末からID登録が義務化されています。

もちろん、必ずしもこの情報は利用されないかもしれません。つまり、日本の大手通信会社は警察要請がなければ利用せず、Google/Appleに渡すことも無いと思われます。しかし、自衛するにこしたことはありません。

 

最終手段、機内モード

この目的のための強い味方が「機内モード」です。機内モードにすれば、携帯ネットワークからは切り離されるのです。「連中」にはもはや、あなたがどこにいるのか一切わからなくなります。

その上で、何らかのWifiに接続すれば、もはや監視されることはありえません(機内モードONの上で、WifiをONにします)。もちろん、その上でより安全を求めるならVPNを使うべきです。

ここで問題になるのは、緊急の電話ですね。通常の電話は留守電に吹き込んでもらい、後からかけなおすとしても、緊急電話が問題です。

もちろん、家族がLINEを使っているのであれば、ネット接続があれば通話できるので問題無いでしょう。もっとも、LINEよりもSignalやSessionに変更すべきだとは思われますが。

もう一つの代替案としては、IP電話です。例えば、NTTの050プラスなど、あまたのIP電話サービスがあり、料金も安いですし、通常の電話番号としてビジネス先にも教えられます。

その前提としての最大の問題としては、「Wifiが無い場合にどうするか?」でしょう。携帯ネットワークからは切断しているので、通話だけでなくデータ通信もできません。

なぜか最近は、コンビニでのWifiサービスがどんどん減って来ているので、不便な限りです。何かしら安く、全国的なサービスがあるならお知らせいただけると幸いです。