ほとんどのカスタムROMはスマフォばかりの対応で、タブレットに入れられるものは限られています。ここでは、発見したものを列挙していきますが、「対応」と言っても、もちろん、正常に動作するとは限りません。実際に何らかの機能が使えない場合があるようです。
ここでは、スマフォを持ちながら、それ以外にタブレットを使うことを前提としており、大きなタブレット(10インチ程度)を対象としています。あまりに古い物は除外します。
また、一般的なbluetoothキーボードではなく、ケースにもなる専用のbluetoothキーボードが使えることをあわせてチェックします。
現在のところの結論
※2023/6/21追記:Google Pixel Tabletが6/20に発売されました。GrapheneOSは鋭意製作中とのことです。
使うとしたら、Samsung Galaxy Tab S5eあるいはS6の中古でしょう。NexusとSonyは古すぎです。Dragonは安くて現行機種ですが、あまりに安すぎて不安があります。また専用キーボードケースは無いようです。
LineageOS
LineageOSのサポートするスマフォやタブレットは以下でリストされています。
注意しなければならないことは、同じ名称の製品でも「世代」によってカスタムROMが入る・入らないがあります。この代表的なものは、Amazon Kindle Fire HDです。
Google Nexus 10
2012年発売とかなり古く、除外します。
Samsung
Galaxy Note, Galaxy Tabの様々なものがサポートされています。最近のものとしては、Tab S5e(2019), S6(2019)でしょうか。
人気機種のようで、ケースにもなる専用キーボードがサードパーティから発売されています。
Sony
Sony Xperia Z2(2014), Z4(2015)がサポートされています。
これも専用キーボードがあります。
Dragon
かなり安いものなので、製品自体の満足度は高くないようです。
Amazon Kindle Fire HD 10
UnofficialなLineageOSが入れられるようですが、ただし、実績があると思われるのは、以前の機種であって、同じFire HD 10でも現行のものについての実績は見つけられませんでした。
suez(2017)
- Fire HD 10 (suez)にLineageOSを入れる方法を紹介! |かなり簡単にできます。
- Kindle Tablet 10 2017(suez)にLineage OS 16を焼いてハマった話
- Fire HD Tabで遊ぼう。-第7世代FireHD10(suez)にTWRPを導入する-
maverick(2019)
Fire HDのバージョン
ここに、Fire HDのバージョン一覧があり、上でsuezと言ってるのは、第7世代のFire HD 10です。Maverickは、第9世代です。
現在Amazonで販売されているのは、Fire HD 10 タブレット 10.1インチHDディスプレイ 32GB ブラックですが、これは第11世代(2021)で、先の表では、Tronaと呼ばれるものです。
現行機種ができない理由としては、以下です。
その他の情報