Moto G7 plusへのLineageOS for microGのインストール

Motorola Moto G7 plusにLineageOS for microGをインストールします。インストール方法はLineageOSと全く同じで、単にOSイメージが異なるだけです。

Moto G7 plusへのLineageOSインストール例を参考にします。

インストール

必要ファイルのダウンロード

LineageOS for microGのウェブサイトDownloadから該当するものをダウンロードするわけですが、わかりにくいことに、ディレクトリ名称が機種名ではなく、コードネームになっています。ですから、Moto G7 plusのコードネームが「lake」ということを知らないとダウンロードできません。この最新版をダウンロードすることにします。lineage-19.1-20221220-microG-lake.zipです。

それに対するリカバリイメージをLineageOSの方からダウンロードします。

LineageOS Downloads

lineage-19.1-20221220-recovery-lake.imgです。さらに、https://mirrorbits.lineageos.org/tools/copy-partitions-20220613-signed.zipをダウンロードしておきます。

以下の三つです。

リカバリイメージの投入

既にOEMアンロックされているとして、ブートローダー画面にし、パソコンに接続し、以下を行います。

>fastboot flash boot lineage-19.1-20221220-recovery-lake.img
(bootloader) is-logical:boot_b: not found
Sending 'boot_b' (24969 KB) OKAY [ 0.539s]
Writing 'boot_b' OKAY [ 0.763s]
Finished. Total time: 1.477s

スマフォの画面は何も変化しません。

リカバリモードにする

ボリュームボタンで「RECOVERY MODE」を選択し、電源ボタンで決定します。待っているとリカバリモードの画面になります。

copy-partitionsの投入

スマフォ上で、Apply Update>Apply from ADBをタップします。PCからは以下を投入。いつも通り、表示が47%で停止しますが、待っていると終了します。

>adb sideload copy-partitions-20220613-signed.zip
* daemon not running; starting now at tcp:5037
* daemon started successfully
Total xfer: 1.00x

フォーマット

Factory Reset>Format data/factory reset>Format dataを実行。

LineageOS for microGの投入

スマフォで一番上の←のあと、Apply Updae>Apply from ADBを実行。PCでは以下を実行。

>adb sideload lineage-19.1-20221220-microG-lake.zip
serving: 'lineage-19.1-20221220-microG-lake.zip' (~47%)

例によって47%で停止してしまいますが、そのまま待ちます。と、エラーが出ました。

署名検証エラーになってますが、無理やりインストールします。さらに、

OSがダウングレードするけど、いいのかと言ってますね。これより新しいOSを入れておいたせいでしょう。そのまま進みます。

インストールできました。パソコン側は以下の表示です。

>adb sideload lineage-19.1-20221220-microG-lake.zip
Total xfer: 1.00x

スマフォ側はReboot System Nowをします。

microGの検証

起動後にmicroGの設定を調べてみます。

問題ないようです。引き続き、位置情報・地図の必要なアプリを動作させてみますが、これも問題ありませんでした。