メッセンジャーアプリには、様々な種類がありますが、セキュリティの面から言えば、二つの群に分けられます。
- 監視されるアプリ
- LINE, Facebook Messenger、Twitter DM
- 監視されないアプリ
- Telegram, Signal, Sessionなど
企業がサービスし、その中央サーバを介して相手とやりとりするものは、完全に内容が読まれます。サーバとの間が暗号化されていようが無意味です。その企業以外には見れないというだけの話です。
以下では監視されないアプリについて説明していきます。
Telegram
Telegramのチャットはエンド・トゥ・エンド暗号化ではありません。ですから、Telegram側に読まれてしまう可能性があります。
※エンド・トゥ・エンド暗号化とは、送信者のスマフォで暗号化され、受診者のスマフォで暗号解除されるので、それ以外の人間は誰も読めないということです。
「秘密チャット」だけが暗号で保護されますが、この機能はグループチャットでは使えません。また、この「秘密チャット」は、独自の暗号プロトコルが使われており、暗号専門家には批判されています。
Signal
Signalの登録にもまた電話番号が必要です。エンド・トゥ・エンド暗号化をサポートしています。電話番号は常に相手に公開されます。グループチャットでもやはり暗号化されるようです。
Session
SessionについてはSessionの説明をご覧ください。