ここでは、全カスタムROMに共通する使い方を示します。これらのカスタムROMそのものの状態では、Googleなどの巨大ITの監視はありません。
しかし、ブラウザやアプリによるアクセスやログインなど、使い方によっては、監視の目に引っかかってしまうことがあります。
これを可能な限り避け、やむをえない場合でも最小限に抑える方策を説明していきます。
基本方針
基本的な方針を、最も厳しく厳格なものものから、緩やかである程度の監視をされてしまうものまで段階的に示します。Google等の巨大ITのサービスをただちにやめることはできませんし、いきなり新たな行動をとることもできないからです。
VPNを使用する
監視を徹底的に避けるには、VPNの利用が必須になります。VPNを使って監視者の目を欺くを参考にしてください。
ブラウザを分ける
一つのブラウザで何でもせずに、二番目のブラウザを用意し、そこで必要で危険なサービスにログインしてください。ただし、同じサービスでもログイン無しであれば、一番目のブラウザを使います。監視者のクッキーを制御するを参照してください。
(巨大ITの提供する)サービスをやめる、アプリをやめる
YouTube、Gmail、facebook、LINEなど、既に監視していることがわかっている巨大ITのサービスをやめます。少なくともアプリはやめてブラウザ上での利用にとどめます。YouTube, Gmail, facebookのアプリは不要です。LINEを使い続ける必要のある場合には、致し方がありませんが、少なくとも重要な会話には使用しないことです。
アプリに権限を与えない・アプリをやめる、通信手段を変更するを参照してください。